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ニホンカモシカを見かけたら

更新日:2022年12月20日

特別天然記念物ニホンカモシカの保護について、ご理解とご協力をお願いします

最近、市内各地でニホンカモシカの目撃情報が多く寄せられています。お住まいの近くなどでニホンカモシカを見かけた場合は、下記の対応をお願いします。

基本的な対応

  1. 近づかない(立ち去る・見守る)
  2. 逃げ道をふさがない
  3. おどろかせない

元気な場合:見守ってください

基本的な対応をとり、静かに見守ってください。

  • ニホンカモシカは野生動物の中でも比較的おとなしく、むやみに人に危害を加える動物ではありません。帰巣本能があり、時間が経つと山に帰っていくので、静かに様子を見守ってください。反芻(食後の休憩)のため、数時間座り込んでいることもあります。なお、石を投げたり騒いだり、犬に吠えられたりすると興奮してパニックになることがありますので、ご注意ください。
  • 原則、ニホンカモシカの保護(捕獲)はできませんが、交通の妨げになっている場合や自力で山へ戻ることができないような場合は保護(捕獲)しますので、市教育委員会に連絡してください。

ケガ等で動けない場合、死亡している場合:市教育委員会にご連絡ください

交通の妨げになっている場合を除き、できる限り動かさず、速やかに連絡してください。(死亡の場合、国に届出をする必要があるため、検死等の作業を行います)

平日昼間 市教育委員会生涯学習課 電話番号:0226-22-3442
土日・祝日 気仙沼市役所 電話番号:0226-22-6600

子どものカモシカの場合:見守ってください

親カモシカが近くにいることがほとんどで、親は人間を警戒して様子を伺っています。時には子どもを守るため、威嚇してくる場合もありますので、ご注意ください。また、幼獣は一度保護してしまうと野生復帰が困難になるので、近寄ったり触れたりせず、静かに見守ってください。

参考:ニホンカモシカについて

ニホンカモシカ2ニホンカモシカは、日本固有の種として、昭和9(1934)年に天然記念物の指定を受けましたが、戦後の密猟等によって個体数が減少し、昭和30(1955)年に特別天然記念物に指定されました。
オスもメスも体の大きさに差がなく、頭胴長約130センチメートル、尾長約10センチメートル、体高約80センチメートル、体重約30から40キログラムになります。また、8から15センチメートルくらいの角(枝分かれはしていない)があります。体色は黒褐色や灰褐色が多いですが、灰白色や橙黄色のものまで個体差があります。
反芻性の草食動物(牛と同じ仲間)で、岩場や急傾斜の斜面のある森林に好んで生息しています。山の岩の上など見晴らしのよい場所に何時間も立ち、じっと見ていることがあります。
成獣の行動範囲は定まっており、定着性が強く、同じ場所でよく見かけることがあります。

Qニホンジカとニホンカモシカが区別できない:Aそれぞれの特徴を覚えましょう

名前が似ているため混同されがちですが、ニホンジカがシカ科の動物であるのに対し、ニホンカモシカはウシ科の動物でヤギの仲間に近く、生物学的には別の動物です。
最も大きな違いは、ツノです。どちらか迷った場合は、ツノを確認してください。なお、幼獣の場合はどちらもツノが無いため、体色などで確認してください。

  ニホンカモシカ ニホンジカ
成獣 kamoshika-2.JPG nihonjika-osu.jpeg nihonjika-mesu.jpeg
外見 オス・メスに体格差は殆どなく、外見
的区別はなし。頭から尻までの長さは
130センチメートル程度。体高は80セ
ンチメートル程度。体重は30から40
キログラム程度。体色は黒褐色~灰褐
色(個体差あり)。
オスはメスより大型。頭から尻までの長さは
110から170センチメートル程度。体重は40
から100キログラム程度。体色は茶色で、尻
部だけ白色。夏場は白い斑点が出る。(冬毛
になると、茶色が濃くなる場合がある)
ツノ オス・メスともに枝分かれしないツノ
があり、成獣のツノは8から15センチ
メートル程度。ツノは生え変わらない。
成獣のオスには、枝分かれしたツノがある。
成獣のメスと幼獣にはツノが無い。ツノは毎
年春に生え変わる。
習性 単独行動が多く、正確は温和。 群れで行動する。性格は非常に憶病。

Qニホンカモシカに畑や花壇を荒らされる。食害に悩んでいる:A対処法を考えましょう

人里まで生息域を拡大したニホンカモシカは、農作物に被害を及ぼすことがありますが、防護柵(ネット)の設置などを行うことで、被害の殆どを防ぐことができます。
物理的防御:金属網やネット、電気柵などの防護柵設置が全国的に行われています。ニホンカモシカは柵の間を通り抜けたり登ったりはしないので、上手に設置すれば殆どの被害を防ぐことができます。なお、ネットの場合は網目の大きさにご注意ください。漁業用の網など、目が大きい網の場合、ツノや手足が絡まりやすくなります。
忌避効果:ニホンカモシカはネギ科の植物やマリーゴールドの匂いを嫌うとされており、畑や庭の周りに植えることで忌避効果があります。(個体差があります)

それでも被害にあったら、まずその原因を考えましょう。侵入口となるような隙間はありませんか。柵の高さ(1メートル以上)は十分ですか。電気柵の場合、電圧もチェックしてみましょう。

Qどうしてニホンカモシカを捕獲できないのか:A国の天然記念物に指定されています


ニホンカモシカは国の天然記念物に指定されており、捕まえたり殺処分するためには国の許可が必要です。なお、故意に怪我を負わせたり死亡させた場合は、文化財保護法により罰せられる場合があります。(文化財保護法第百九十六条第一項)

このページに関する問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課 文化振興係
電話番号:0226-22-3442
内線番号:123,124

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