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市指定文化財-史跡2

更新日:2021年8月20日

浦の浜遺跡(文化財一覧 No.56)

  • 読み方 ウラノハマイセキ
  • 指定日 昭和43年1月11日
  • 所在地 浦の浜 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 個人

大島亀山の南麓にあり、浦の浜漁港を望む丘陵斜面に位置する。これまで本格的な発掘調査は行われていないが、かつて開田した際に大量の縄文土器が出土し、遺物は縄文時代晩期のものが多い。この遺跡の南側の丘陵上には縄文時代前・中・晩期の遺物を包含する裏方A貝塚や裏方B遺跡が分布しており、浦の浜を望んで縄文集落が形成されていたことが推定できる。

藤ヶ浜貝塚(文化財一覧 No.57)

藤ヶ浜貝塚

  • 読み方 フジガハマカイヅカ
  • 指定日 昭和50年4月1日
  • 所在地 唐桑町宿浦 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 個人

太平洋に突き出た唐桑半島の湾奥部に位置する。質量ともに唐桑半島を代表する貝塚で、縄文時代前期末、中期前葉、晩期後葉の遺物が発見されている。昭和43(1968)年に鼎が浦高等学校社会班が調査し、また、昭和56(1981)の調査では、食物等の貯蔵穴と考えられる底面より開口部が狭いフラスコ状の土壙3基を発見し、縄文土器のほか磨製石斧、石匙などの石器、土偶、釣針などの骨角器が出土した。かつて弥生土器も発見されたことがある。

塚沢A地区横穴墓群、塚沢B地区横穴墓群(文化財一覧 No.58、59)

  • 読み方 ツカザワエーチクヨコアナボグン、ツカザワビーチクヨコアナボグン
  • 指定日 昭和50年9月17日
  • 所在地 塚沢 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 個人

月立小学校より北約500メートルの丘陵斜面に位置し、八瀬川左岸にA地区、右岸にB地区が分布する。奈良時代から平安時代初頭にかけて造営された墓のひとつで丘陵斜面や崖面に横穴を掘り込み群集して発見されることが多い。A地区では7基が見つかり、18歳前後の男性人骨や須恵器、土師器、刀装具などの副葬品が出土した。B地区は3基を確認されたが遺物はなかった。この横穴墓は、わが国太平洋沿岸で最北にあり、奈良平安時代に蝦夷や律令政策との関わりが深く、8世紀から9世紀頃まで造営されたものと推定され、古代東北史を考える上で重要な遺跡のひとつである。

前浜貝塚(文化財一覧 No.60)

  • 読み方 マエハマカイヅカ
  • 指定日 昭和55年5月1日
  • 所在地 本吉町前浜 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 個人

昭和53年10月13日本吉町教育委員会で試掘調査を実施したところ、深さ10センチメートル程の表土下に貝層があらわれ、人骨・土器片・石器・魚骨・獣骨片等が多数発見され、同年11月に宮城県教育庁文化財保護課の指導で緊急調査を実施したところ縄文時代後・晩期の貝塚であることが確認された。縄文時代人の生活の様子を身近にうかがうことができる貴重な遺跡である。

上鹿折板碑群(文化財一覧 No.61)

上鹿折板碑群

  • 読み方 カミシシオリイタビグン
  • 指定日 昭和58年7月21日
  • 所在地 上西側 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 個人

板碑とは、板状の石を用いた中世の供養碑で、死者を弔ったり、生前に死後の安楽を願い造られた。石の表面には仏菩薩を表す梵字(種子)を刻み、造立年月日(紀年銘)が彫られるのが一般的だが、上鹿折板碑群は、いずれも種子のみで紀年銘はなく、金泥が付着したものを含め57基ある。種子の彫刻技法や形状などから南北朝時代のものが2基あり、その他は室町時代と推定される。中世の文字資料が乏しい中で、当時の民衆の信仰を伝える貴重な資料である。

平貝の七里塚(文化財一覧 No.62)

平貝の七里塚

  • 読み方 ヒラガイノシチリヅカ
  • 指定日 昭和63年12月8日
  • 所在地 本吉町平貝・外尾 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 気仙沼市

風越の七里塚(文化財一覧 No.63)

風越の七里塚

  • 読み方 カザコシノシチリヅカ
  • 指定日 昭和63年12月8日
  • 所在地 本吉町風越 (外部サイトにリンクします)
  • 管理者 気仙沼市

仙台を起点とし、陸前高田方面に続く気仙道(東浜街道後の陸前東浜街道)の一里塚(4キロメートルごと)の一つであり、地元の人々は「七里塚」と呼称している。江戸時代初期につくられたものと思われ、一里塚は当時、旅の道程を知ることはもとより、伝馬、人夫の賃金を計算する基準となったものであり、さらには旅人の休息の場所でもあった。「平貝の七里塚」は本吉町小泉地区にあり、道の両側の塚に松の古木や古碑が並び、往時の旅人が休息した様子が想像できる。「風越の七里塚」は、壇の松とも呼ばれ、道の両脇に小高い塚が当時の姿をとどめ、太い松の大木が立ち、古碑が林立している。

このページに関する問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課 文化振興係
電話番号:0226-22-3442

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