乳幼児親子の学校訪問事業の様子
更新日:2020年3月30日
今年度の乳幼児親子の学校訪問事業のようす
生徒は,最初に「誕生学スクールプログラム」を受講しました。
「誕生学スクールプログラム」とは・・・「生まれてきたことが嬉しくなると,未来が楽しくなる」をコンセプトに,「誕生」を通して,子どもに「自分自身の産まれてくる力」を伝え,生まれる力を再認識することで自尊感情を育むことを目的とした次世代育成のための教育プログラム。
参加してくれる乳幼児親子の控室を用意しますので,事業が始まるまで控室でお待ちください。
赤ちゃんには名札のシールを貼ってくださいね。
ママ同士のコミュニケーションの場にもなります。
会場までは職員が案内します。
最初に職員が乳幼児親子の紹介をしますので,お子さんのお名前と月齢をお話しください。
生徒10人程度を1グループとし,中学生との交流をグループ毎に行います。
各グループに分かれたら,ママとお子さんの自己紹介などをお願いします。
・お子さんのお名前,月齢,生まれたときの体重,今の体重など
・普段のお子さんの生活について,簡単にお話しください。
「まだ4か月なので,夜中に1回,赤ちゃんに授乳します。生まれたころは,夜中2時間おきでした!」
「時々声をだすようになって、とってもかわいいです」
「最近お気に入りのおもちゃを手で持てるようになりました」など
かわいい赤ちゃんに,生徒たちも興味津々!
次に,中学生にお子さんを抱っこさせてください。
赤ちゃんとふれあうのに慣れていない生徒も多いと思いますので,ママの協力をお願いします。
緊張しながらも,赤ちゃんの可愛さに笑顔があふれます!
交流の時間は20から30分程度です。生徒からの質問にもお答えください。
交流のあとは、みんなで感想発表。
「中学生が優しかった」「泣いちゃったけど可愛いって言ってくれて嬉しかった」など、自分以外のグループでの交流の様子を知ることができます。アンケートの記入にご協力ください。
生徒の感想
- 赤ちゃんを見て、私も大切に育てられていたんだと感じました
- 自分が生まれてきたことはとても素晴らしいことだと思った
- 自分が生まれるためにたくさんの苦労をしてもらったこと、たくさんの愛情をもらったことに感謝感謝です。やはり母パワーはすごいと思います。
- 自分は愛されて生まれてきたと感じた
- 世界で1人しかいない自分という存在を、もっと大切にしたいと思いました
- 世界にひとつしかない命なので運命だと思った。今までに多くの人に助けられていたのを知って感謝の気持ちでいっぱいです。
- 代々生命が受け継がれて今の自分がいるので、それに感謝してこの命を大切にし、次への生命へつないでいこうと思いました
- ぼくもちっちゃな頃はこんなに可愛かったんだなと思って、やっぱり改めて赤ちゃんは可愛いと再認識しました。それから赤ちゃんの最初の大きさが点ひとつなんて・・・びっくりです。
- まず自分が生まれてきたことを喜んでくれる人がいて、ここまで育ててくれていることに感謝したいです
- 赤ちゃんは小さいと思ったけど、抱っこをしてみて重さが伝わってきて、重さは命の大切さと同じような感覚でした。
- 育児で大変なこともあるけれどそれ以上に赤ちゃんのできることが増えたり嬉しさや幸せのほうが大きいことを聞いて自分まですごく幸せな気持ちになれました。
- お母さんは子どもに合わせて、その子のことを思い考えて育てているのだと思った。知らないうちに愛もたくさんいろんな人からもらっているのだと知りました
- 子育ては大変なことがいっぱいあると思うけど、お母さんたち、赤ちゃんも、すごく幸せそうな雰囲気があった。
- 自分に子どもができたら、大切に、大事に育てたいと思った
- 自分の親と重ねると、無性に感謝の気持ちでいっぱいになった
- 自分も将来お母さんになったら子どもに愛情をたくさん注いであげたいです
- 将来は今まで大切にされてきたように、笑顔いっぱいの家庭を築きたい。
- 辛いこともあるけれど、赤ちゃんの笑顔とか見ると元気になると言っていて、まだ私にはわからないけれど、大人になったら私もそういう経験をしたいなと思いました。
- 名前には色々な想いをのせていて、自分の名前を大切にしたいと思いました
- 一人一人の個性に合わせた愛情があって、お母さんの苦労と愛情を感じた。今の私たちがあるのはたくさんの人のおかげだと改めて思った。
- 毎日が大変だけれど赤ちゃんがいる幸せのほうが大きいということがわかった
参加したお母さんの感想
- 中学生があたたかく子どもを見てくれたのが嬉しかったです。泣いてもかわいいと言ってだっこしてくれた表情がよかったです
- 戸惑いながらかわいいと抱っこしている様子を見て、自分が中学の時にもあったら良かったのにな、と思いました
- わが子の10年後の姿と重なる貴重な機会でした。中学生たちが子どもを大切に扱おうとしてくれるやさしさを感じました。
- 親の偉大さや大切さを感じた、と言ってくれた生徒さんがいて、自分の子もそう感じられる子になってほしいなぁと思いました。
- 昔は自分も子どもで、母の気持ちを考えることはなかったので、今母として伝えることができとても良かったです。
- 中学生とふれあい、抱っこの仕方もわからなかった頃を思い出しました。いつの間にか自分もしっかり母親になっていたんだなぁと、少し思った。
- 自分だけじゃなく、子育てをがんばっているママたちがたくさんいて勇気づけられた
- 同じパパママとお話しすると、安心感を得られます。
- 会話ができてリフレッシュになりました
- 「乳児と自分」だけの世界で生活しているので、中学校を訪問することがとても良い刺激となりました。
- とても素敵な事業だと思います。赤ちゃんから命の大切さや可愛さを感じとってくれたらうれしいです。
- 同じ年齢の子をもつママと交流すると自然に話すことができるし、コミュニケーションが持てるのでとても良い機会だと思いました。
このページに関する問い合わせ先
保健福祉部 子ども家庭課 児童福祉係
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