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本吉病院の概要

更新日:2019年9月27日

気仙沼市立本吉病院の概要
開設者 気仙沼市長 菅原 茂
病院長 齊藤 稔哲
職員数 常勤医 4名   非常勤医師 4名   看護師 26名
  薬剤師 1名   理学療法士 2名   管理栄養士 1名
  放射線技師 1名   検査技師 1名      
病床数 一般病床 38床 gaikan.jpg
診療科目 内科・小児科・外科・整形外科・精神科
外来患者数 130人 /日
訪問診療数 120人

入院患者さんの概要

 平成27年度は、1年間で385名の患者さんを入院で治療しました。患者さんの年齢は1歳から102歳までと幅広く、入院に至る病気としては肺炎、ガンが多くみられました。

 生活の場に戻るための治療を心がけており、平成27年度は訪問診療で診ていた方が入院した場合、退院後は95%以上が自宅に戻ることができました。施設に入所しておられた方も、9割程度が自宅や元の施設に戻ることができました。

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食べる事へのおもい

 生活の場に戻るためには、「食べる」「寝る」「動く」といった生活の基本が大切になります。

 本吉病院では全身の衰弱や、脳卒中などで、食べる機能が障害されてしまった方に対して、嚥下機能評価を行い、その方にあった食形態を工夫し、入院直後から積極的に摂食嚥下訓練を行っています(訓練開始までの期間:平均2日)。 

 入院中に摂食嚥下訓練を実施した方の約7割は退院時に経口摂取だけで栄養がまかなえるまでに改善しています。

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子どもたちへのおもい

 本吉病院は生まれたときから大人になるまでの健やかな育ちを応援するために、本吉地区の乳幼児健診、地区内全ての保育園・幼稚園・小中学校の園医・校医(保育園1施設、幼稚園4施設、小学校4校、中学校3校)を担当し、積極的に予防接種も実施しています。

 子どもたちの育ちには、体だけでなく心の成長も欠かせません。専門職の不足から発達障害への支援が滞りがちな状況を踏まえ、研鑽を積み、専門医の支援を受けつつ発達障害の特性をもつ子どもたちの支援にも取り組んでいます。


医師育成の取り組み

 新たな基本診療領域として総合診療専門医が加わりました。人を、家族を、地域を総合的にみていく医療分野で、これから益々活躍が求められます。

 地域の小規模多機能病院の活動は、総合診療医の育成に最適な環境です。当院には毎年20名を越える臨床研修医が地域医療を学びにきてくれています。

 地域から新しい分野に羽ばたく医師を育てていくことも私たちの活動の柱です。

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