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令和2年度市政懇談会の主な質疑内容

更新日:2021年1月26日

会場 階上 面瀬 松岩 鹿折 大島 新月 唐桑 気仙沼 本吉 条南


会場 質問・要望など 当日回答した内容
階上 市道長磯浜線に横断歩道を付けてほしい危険個所がある。小・中学生の通学路となっており一日も早くお願いしたい。
土木課:
 現在、警察等と協議をしており、令和2年内に整備予定としているが、少しでも早く対応できるようにしていきたい。
階上 非接触型体温計、パーテーションなどコロナ禍での避難所の備えが十分とは言えない。
危機管理課長:
 必要な物資の購入を進めており、準備が出来次第配置していきたい。
階上 ワンタッチテントについての説明があったが、このような集まりの際に設置して、皆さんに見てもらってはどうか。

危機管理課長:
 各地区で避難所運営の説明会を行っており、その際にご相談いただきたい。
階上 訓練の際、避難所の受付で検温をすることになるが、機械は自治会で用意するのか。

危機管理課長:
 非接触型体温計は公民館、小学校、中学校の3カ所に設置している。それ以外については、危機管理課で貸し出しも可能。
階上  政府の有識者会議で、気仙沼にも15.3メートルの津波が来る可能性があると公表しているが、それを受けて市ではどう取り組むか。

市長:
 津波防災地域づくり法という法律があり、各県でそれに基づきハザードマップを作っているが、宮城県は防潮堤が未完成のため作業が遅れている。来年度には県から情報があると思うが、気仙沼市の分を見てから、地区の皆さんと相談して、一人一人に津波の危険について改めて確認してもらうことになる。
階上  子供たちの読書離れが進んでいるが、司書教諭や図書室の活用についてお聞きしたい。

学校教育課長:
 市の教育大綱に、読書の推進を入れている。図書室の整備については各学校の状況を確認し整備していきたい。
階上 階上は国立公園やジオパークの区域内になっているほか、震災遺構・伝承館やパークゴルフ場などがあるが、交通手段の確保についてどのように考えているか。

震災復興・企画課 総合交通政策室長:
 伝承館・岩井崎方面への交通手段については必要性を十分認識している。現在、乗合タクシーなどの可能性を検討しているところ。
階上 女川原発の再稼働について、もし事故が起きた場合の危機管理マニュアルはあるか。
 
危機管理課長:
 市の防災計画に原子力対策編というものがある。気仙沼市は50キロ圏内ということもあり、避難を受け入れる側になっている。現在の計画では市内では屋内避難となっている。
市長:
 本市は石巻市から避難者を受け入れることになっているが、その時どのように対応するかを決めなければならない。それと併せて、次の段階として我々がどう避難する可能性があるか、現段階では屋内にいることしかないが、それ以上になった場合についてはこれからの課題となる。 
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面瀬 大畑前ため池について、大雨警報等が予想される時は近隣住民が草刈りをしているが、汚泥等の堆積物も多くなっている。また、今後防火水槽として使っていくのか。

農林課長:
   2年ほど前に周囲の木を切り、防護柵と釣り禁止の看板を設置した。昨年度はため池の中の草刈りを行っている。今年度も11月上旬に草刈りを行うことにしている。 
市長:
   農業用水としてはすでに役目を終えていると理解しているが、近くに防火水槽がないため、火災を考えれば埋めるという選択肢はとりあえずはない。経費のこともあり、すぐに埋めることはできない。当面は生活環境を維持していくことに努めたい。
面瀬 自衛隊への対象者名簿の提供をやめてほしい。また、申し出れば提供されないということを全市民に周知してほしい。

副市長:
   名簿の提供は、法律、条例に基づき行われており、市の広報においてその旨周知している。その上で提供してほしくないとの申し出があればその方の分は提供しない。 
面瀬 移住定住政策について、テレワークの推進やコールセンターの誘致が有効と思うがいかがか。

震災復興・企画部 人口減少対策統括官:
   テレワークについて「市移住・定住支援センターMINATO」において、9月中旬にテレワークのモニターツアーを行った。Wi-Fi環境を整えるなどさらに推進していきたい。
面瀬 片浜にヨットハーバーを作ってはどうか。

水産基盤整備課長:
   松岩漁港は県の管理であり、これまでもプレジャーボートの係留区域もあった。施設内容を確認して県とも情報交換したい。
面瀬 面瀬小学校のトイレは、今年度5割の洋式化ということだが、今後、洋式化を進めていくのか。

市長:
   今後、子供たちが極めて不便だということになればまたその時点で考えなくてはならないが、まずは市内の全校について5割超えにしたい。学校は突然避難所になる可能性があることから、高齢者も使うことを考えれば、まずはこの数を確保したい。その後については状況を見ながら検討したい。
面瀬 防災無線が聞きづらいところが市内いたるところにある。市の考えをお聞きしたい。

市長:
   フリーダイヤルのテレホンサービスをご利用いただくか、ラヂオけせんぬまの放送に割り込み放送をしているのでFM放送の77.5MHzに合わせてほしい。また、個別にスピーカーや音の調整もしているので問い合わせいただきたい。
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松岩 片浜地区の企業誘致について、3月までに決定するということか、それとも3月まで続けるということか。

 
産業戦略課長:
   可能性のある商業者とは継続して交渉を行っている。できるだけ早い段階で確定させたいと考えているが、年度内を目標に誘致を進めたい
市長:
   片浜地区については、複合商業施設の事業候補者が出店調整を行っているが、中核となるところが決まっていない。市の担当課も直接交渉を行っている。空きが出れば地元からも入っていただくことは可能。 
松岩 片浜地区の土地区画整理事業で北街区・南街区の工事が10月末で工事終了とのことだが工事は進んでいるか。また、片浜地区のかさ上げはどうなっているか。 土地区画整理室長:
   10月末を目標に工事を進めている。11月の使用収益開始に向け地盤の調査を行う。かさ上げについては北街区、南街区とも現在の地盤の高さが、すでに1.8mから2.5mあり、当初の予定の高さとそれほど大きく変わらないため、今後整地をしていく。
松岩 片浜の商業地区となる北街区・南街区は、片浜地区の危険区域の3分の1を占めるが、開発の進み具合や土地の活用はどのようになるか。 産業戦略課長:
   まずは核となるショッピングモールの誘致を図り、その後、周辺にも商業施設を展開したい。 
松岩 これまで大雨の際などに古谷館地区の商店街が水浸しになっていた。今回の土地区画整理事業により水がどのように流れていくかがわからない。また、ポンプ場の役割を知りたい。   下水道課長:
   かさ上げにより自然排水が可能となったことから、中央幹線及び北幹線から海に流しているが、古谷館地区の冠水については、現在松岩の第2雨水ポンプ場を建築しており、暫定的に供用を開始している。第1ポンプ場については、まだ盛り土が進んでいない部分の雨水対策のために残している。 
松岩 自治会への行政事務の委託について未契約の自治会がある。また、契約していても法人税の問題など心配な点がまだある。丁寧な相談と指導をお願いしたい。

総務課長:
   不安に思っている部分については説明をし、不安を解消したうえで業務委託ができるようにしたい。契約していない自治会についても、来年度からの契約に向けて説明をしていきたい。 
松岩 空き家の植木が隣接する敷地まで生い茂っているが、所有者がわからないと対応できない。市にお願いすることは可能か。また、空き家対策として累進的に税金をかけてはどうか。

 
生活環境課長:
   空き家や管理不全な土地等については、市生活環境課において所有者を探し、適切な対応をお願いしているのでご連絡いただきたい。
副市長:
  全国的に空き家の対応は課題となっている。税金を市独自で課税することは難しいがご提案として受け止めたい。  
松岩 市道の法面の木が成長し電線に掛かる。その都度市に調査を依頼して、電線の管理者に伐採はしてもらうが、片付けはこちらでやることになる。また防犯灯や街灯の邪魔になっている。市でどのような対応をしているのか聞きたい。 土木課:
   具体的な場所をお聞きし、後日、確認をさせていただきたい。
松岩 道路の排水溝について、歪みがあり継ぎ目から漏水して地下に浸透している様子。また、蓋がないため草が生え排水がうまくできていない。経年劣化でコンクリートそのものが壊れつつある。現地調査をお願いしたい。 土木課:
   場所を確認し、後日、現地調査を行いたい。
松岩 ごみの不法投棄が後を絶たない。道路から少し離れたところに冷蔵庫がそのまま捨てられている。警察署にも連絡し調べてもらっているが、悪質なものは新聞等に公表してはどうか。

循環型社会推進課長:
   不法投棄に関しては、看板などを設置しているがなくならない現状である。ご提言の新聞への公表による周知を検討したい。不法投棄は地域の目が大変役立つので、見つけた場合はご連絡いただきたい。
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鹿折 大島浪板線における信号機設置要望があった。三陸道インター近くに必要ではないか。土日の大島への交通量が多い。押しボタン式も1つの方法と思う。 危機管理課長:
  インター付近への信号機の設置については、改めて警察署に要望していく。押しボタン式など種類については、要望はするが交通量などによって県警本部で判断するものである。
鹿折 沿道の草刈りについて、刈った草を市で処分してもらえないか。 土木課:
 片付けは、現在は刈った団体にお願いし、ご苦労をおかけしている。今後について、県と検討していく。
鹿折 草刈りの件であるが、現状は年1回とパトロールとなっているが、それでは足りない。2、3回は必要である。
 
土木課:
 現在、市内全域の市道を管理しており、限られた予算の中で年1回対応している。皆様への負担をおかけしているのも承知している。今後、皆様への負担を軽減すべく検討していく。県と一緒に協議していきたい。 
鹿折 梶が浦地区の震災復興の工事が終わっていない。旧道付近に市の買い上げ土地も多くある。旧県道もあり、草刈りは年3回行っているが、買い上げ土地の草刈りはどうするのか。地域に貸し出すことは可能か。

財政課 公共施設総合管理室長:
 旧県道隣接の買い上げ地の草刈りは、財政課で行っている。住宅に近接しているところから草刈りを行ってきた。再度、見回りして対応していきたい。
市長:
 被災宅地については、これまで積極的に売ってこなかった。それは防集事業のためである。市は手放して管理をそれぞれにお願いしたい。地域で使うために貸し出すことはありだと思う。 
鹿折 「鹿折唐桑駅から金山資料館まで」の整備についてお話ししたい。1925年当時、先祖代々の土地を無償または低価格で提供した経緯がある。県道は狭隘な場所が多いので、風水害被害で護岸が決壊しやすい。基本としてJRには自動車道としての整備をお願いしてきたが、歩道としての選択肢もあるかもしれない。「モンスターゴールドの里帰り」や鹿折金山資料館へつなげるためにも、また、地域振興や観光振興のためにも、上鹿折駅より北側もJRに整備してほしい。

震災復興・企画課 総合交通政策室長
 JRとはこれまで、鹿折唐桑駅から上鹿折駅までの区間の利活用について話し合ってきた。今後は上鹿折駅から鹿折金山までについても、歴史的な経過を踏まえJRに話していきたい。
観光課長:
 鹿折金山が栄えたこと、JR線が開通したことは地元の方のおかげである。ご提案いただいた通り、鹿折金山まで整備してもらえるよう、JRに働きかけていきたい。 
鹿折 国県は草刈りを年1回しか取り組んでもらえない。市内一斉清掃を年1回ではなく、年3回設定すれば、地元住民の協力を得て、経費もかからないのではないか。パトロールしてほしいが、やはり年1回では足りず、道路にも悪影響を与えていたので、見かねて自治会で刈っているのが実態である。

 
生活環境課長:
 現在は環境月間として年1回6月に市内一斉清掃を行っている。年2回行っているところもあると聞いているが、今後の検討課題としたい。
市長:
 これまでの取り組みに感謝したい。刈ったものは時間がかかっても市で片づけたい。
鹿折 大島浪板線、大島を竜宮城に見立てて、鹿折側では、鶴亀トンネル、県道は竜宮街道とストーリー性を持たせたと思っているが、大島側ではどういう取り組みがあるのか。  観光課長:
 竜宮伝説を、以前テレビ局の力を借りて、大島住民と取り組んだことはあった。しかし形になっていない。今後の参考としていきたい。
市長:
 浦島1号、2号とつけたことで、県が大島側のトンネルに「乙姫1号、2号、3号」と命名した。「おかえりモネ」関連で、また話が出ると思う。仕掛けていきたい。 
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大島 独居高齢者への対応について、自治会と民生委員との懇談会が無い。自治会からは民生委員の活動が見えない。月1回の集まりがあるようだが内容がわからない。横のつながりが無いように思える。民生委員の仕事の範囲を知りたい。独居老人が利用できる会食サービスの提供数を聞いたら、個人情報なので教えてもらえなかった。懇談できる場を設定してほしい。   社会福祉課長:
 民生委員は各地区での様々な課題を持っている住民の相談を受ける役割を担っており、市と社会福祉協議会が活動を支えている。地域との関わりが重要だと認識しているので、自治会長とお話ができるよう伝えていきたい。個人情報保護は大切であり、民生委員から出すことはできないが、自治会長さんから情報をいただくことで活動できるものと考える。大島地区では定員8名中7名活動しており、民生委員の名簿は公表している。 
大島 ウェルカム・ターミナルにバス停が移設されるにあたり、屋根付きのバス停を設置することを市で対応すると約束していた。今は屋根や椅子が無い。いつ設置になるのか。待合室を設置しているなら周知すべきではないか。
震災復興・企画部長:
 待合スペースはウェルカム・ターミナルの中で話を進めていた。ウェルカム・ターミナル内に待合室があることを分かりやすく表示するとともに、広報等を通じて周知していく。
大島 ターミナルエリアの駐車場にバスの進入ロータリーができた。ロータリーを設けるならば、気仙沼駅前のようなものを繰り返し要望してきた。 産業部長:
 オブジェを作ることまでは約束していない。在り方について今後協議していく。  
大島 ターミナルエリア付近の道路関連工事について工期が遅れている。延期が繰り返されている。市からも県へ働きかけてほしい。 産業部長:
  国・県と市で定期的に開催している会合で、年度内に完成すると伺っている。さらに確認していく。
大島 亀山までの道路が開通すると聞いている。県土木事務所から信号機は付かないと聞いた。道路を横断する人が多いと思う。信号機を設置してほしい。  建設部長:
 警察にさらに要望していく。 
大島 ウェルカム・ターミナルで働いていて、客から「分かりづらい」とよく聞く。地元の市職員は地名に詳しいが、派遣職員に看板を作らせてはいかがか。わかりやすい看板ができると思う。
観光課長:
 県が県道に設置している案内看板は、工事関係者向けの性格が強いので、観光客向きに改善を県に申し入れたい。なお、市が設置している案内看板は分かりやすさに気を配って設置しているが、今後も十分気を付けていきたい。 
大島 亀山に駐車場ができた。大初平の夜間の安全確保として道路灯を付けてほしい。 土木課:
 道路照明は県、防犯灯は市になる。現地を確認させていただきたい。なお、防犯灯となると、自治会の負担も出てくるので検討願いたい。電気代は市の負担となる。
大島 小田の浜に駐車場が少ないので、事務所や資材置き場を駐車場にできないかと打診された。今後、市で駐車場を整備する計画はあるのか。
 
観光課長:
 海水浴シーズンは点在となるが、被災宅地として市が買い上げた土地の他、現在土地所有者と交渉中で、計250台以上を確保できる見込みである。
大島 現在、駐車場は有料だが、駐車後2時間ぐらい無料にできないか。  観光課長:
 昨年度渋滞協力金の受納を行い、97.5%の協力を頂いたが、渋滞対策で行った無料シャトルバスの運行や交通誘導員の配置の経費が上回った。そのような状況でもあるので、駐車場料金の値下げや無料化は難しいと考える。 
大島 大島には観光が重要である。観光課では90日間、亀山に誘導員をつけてもらったが、もっと観光に予算をお願いしたい。亀山リフトの復旧はどうなのか。 市長:
 被災したリフトの復旧については、国ではできないと結論づけられた。市においては、整備した駐車場から山頂までのアクセスについて、専門業者を入れて様々検討している段階であるが、なるべく早く最終形を出したい。運営についても、赤字を出さない方法を決定し地域の皆さんにお示しし相談したいと思っているが、現在は可能性の一つ一つを探っている状態である。 
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新月 アクティブコミュニティ塾を受講した際に、雲南市で市から自治会が委託を受けてガスの検針を請け負って、検針を行う際に、月1回保健師を伴って高齢者の見守りを行っているということを聞いた。当市でも公的部分の検針等で同じようなことができないか。 地域包括ケア推進課長:
  見守りの協定という部分で、本市ではみやぎ生協、日本郵便、河北新報販売所、三陸新報販売支店、南三陸農協、セブンイレブンと協定を結び、月に1回というよりは、毎日見守りを行っていただいている。平成29年度は9件、平成30年度は6件の通報をいただき、実際に安否確認を行っている状況である。
新月 業者の見守りでは利用しているかどうか分からない。水道だと全部で利用していると思う。地域でも協力したいと思うので、先進自治体を研究してほしい。 地域包括ケア推進課長:
 水道の検針時を利用しての見守りについては、参考とさせていただきたい。今後も地域の皆さんのお力をお借りして見守りをしていきたい。  
新月 資料の3ページに地域見守りのモデルケースが図示されているが、新月地区内にもモデルケースをつくることができないか。

 
地域包括ケア推進課長:
 このA行政区については、社協の地域支え合い推進員が中心となり、地域包括、自治会と話し合いで成立している。地区担当の地域支え合い推進員にお声をかけていただき、自治会でできることを探していきたい。  
新月 空き家の問題で、空き家改修支援事業補助について、具体的にどういうものか教えてほしい。

 
生活環境課長:
 空き家バンクに登録した物件を改修するための補助金である。市内登録件数は70件だが、新月地区ではない。今後、周知に努めていきたい。
震災復興・企画部長:
 実際の改修事例では水回りが多い。貸す方も借りる方も利用できる制度である。気仙沼市移住・定住センター「MINATO」へ問い合わせいただきたい。
新月 市内からタクシーで帰ると3~5千円かかる。割引が1割では低すぎる。第2次総合計画の後期基本計画のワークショップでも話したが、落合小学校が統合し新城小学校までスクールバスが出ているが、そのスクールバスを福祉バスとして利用できないか。
  
市長:
 現在、コロナ対策としてスクールバスを増便している。コロナ対策で密を避けるためであるが、生徒以外が乗る場合、何人乗るかわからないので、コロナが収まるまで難しいが、1つのアイデアだと思う。市内の路線バスは、ミヤコーが自主運行している路線と市が委託のうえ赤字を補填している路線の2つのケースがある。柔軟な発想でよいが、いろいろと課題も考えられるので、検討させていただきたい。
新月 下廿一地区であるが、人口が40人弱で、高齢者・独居老人が多く自治会運営が厳しい。例えば上廿一地区との統合は可能か。支障はあるか。  地域づくり推進課長:
 支障は無いが、補助金は2地区ではなく1地区分となる。現に統合した地区もある。それぞれ十分な協議をお願いしたい。統合した時の支援はさせていただきたい。
新月 石巻市では各自治会へ最大10万円の補助金があると聞いた。非接触型の検温器について市から設置してもらえる若しくは貸してもらえると聞いた。公民館へは危機管理課から貸与されると聞いたが、非接触型の検温器について自治会へも貸与をお願いしたい。 市長:
 現在、会合等を開く場合、検温にご協力をいただいている。国からの補助金で石巻市では自治会への補助金という使い方をしている。本市では別の使い方で提案し、使い切りを考えている。また、自治会へは市生活環境整備補助金の渡し切りということを考えている。
危機管理課長:
 自主防災組織へ各種補助金を出しているので利用していただきたい。
地域づくり推進課長:
 「生活環境整備補助金」については、対象経費の拡大を検討している。実績報告はいただくことになるが、自治会で必要なものを購入いただくなど使っていただきたい。
市長:
 危機管理課から話があった件であるが、本市は自主防災組織の組織率が他市町と比較して低い。各自治会で難しいのであれば、地区全体の枠組みから作っていただくのも1つの手法だと思う。自治会館建設への補助も8割補助していて、自主防災組織があることという条件を入れている。ぜひ危機管理課と相談していただきたい。 
新月 コロナ禍のため、地区、地域の行事の中止が相次いだ。考え方が「何もしなくて良い」ということになっている。行事開催の基準を示してほしい。
  
市長:
 新しい生活様式等で県ガイドラインに示してある。ルールを参考にしながら、それぞれに判断していただくことになる。運動会等を催すことは難しくなっている。地域コミュニティについては、工夫をしながらお願いしたい。気仙沼は安全かというと、コロナ感染者については、8月6日以降3か月間出ていないが、安心できない。常に感染の可能性があるということをお考えいただきたい。
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唐桑 野生動物による被害が甚大である。農業は高齢者の生きがいになっていて、農作物が被害にあうことで精神的にショックを受ける。また、道路が狭いためか、野生動物と自動車の事故も多い状況であり、防護柵などはつけられないのか。 農林課長:
   ニホンジカの捕獲目標は28年度には600頭であったが、被害が多かったことから、29年度には700頭に、令和元年度には1,300頭に上げた。実際に捕獲したのは1,015頭であった。それに伴い、被害額は30年度の982万円から令和元年度には726万円と260万円ほど被害額が減少している。道路への防護柵は難しい。 
唐桑 カモシカとニホンジカは唐桑などの沿岸部ほど個体数が多く感じる。原因は出産に影響する海水の塩分にあるのではないか。対策をお願いする。
農林課長:
   唐桑地域の捕獲数は、新月、鹿折に次いで3番目に多い。昨年度市内1,015頭中143頭捕獲した。要望があれば罠を設置するので市農林課に相談してほしい。 
唐桑 学校統合に関する懇談の流れは、保護者が始めであり、続いて地域住民だと思う。学校は築70年、地域で見守ってきた。地域住民は最大限、見守りや行事にも積極的に協力してきた。子どもは地域にとっても希望であり未来。統合されバス通学となると地域から見えなくなってしまってはさみしい。地域の教育力も見てほしい。未就学児を含む保護者などを対象に11月中に懇談を行う予定とある。それには地域からは参加できないのか。保護者で意見がまとまったからといって、地域がOKではない。  学校教育課:
   懇談の流れは、おっしゃる通り保護者から地域住民であり、地域力などいろいろな観点から意見をお伺いしたい。まずは保護者の意見を伺い、地域への説明についても早く検討する。これまで、地域が大きな役割を果たしてきていることを認識している。保護者の意見を通すのではなく、地域と議論を深めていきたい。
唐桑 学校統合がさらなる過疎化を招く。コミュニティー形成の場を失うかもしれない。中井小学校で地域の運動会、ゲートボールなどで利用している。また、防災面では、震災時には避難場所や給水所になり、仮設住宅の敷地などで利用してきた。今後、気軽に使用できなくなることに不安がある。懇談会には学校教育課以外にも参加してほしい。 学校教育課長:
  中井小は「中井地区のおらほの学校」と認識している。地域との懇談会時に具体的なことを教えてほしい。懇談会には公民館や生涯学習課などの参加も検討していきたい。
唐桑 唐桑最短道への取り組みについて詳しい説明をお願いしたい。
 
計画・調整課長:
 整備促進期成同盟会とともに運動や要望を進めてきた。県知事へも要望している。4月の崩落事故では、知事から「重点的に避難道路として整備すべき」と県担当へ指示があり、それを受けて概略設計が始まっている。今後も運動を続けていく。
市長:
  「県の計画にのせる」ことが目標。県での概略設計が始まった。今後も強く要望していく。
唐桑 県道から舞根漁港への取り付け道路について、狭くて大型車が通れない。舞根漁港周りが砂利道だが舗装化をお願いしたい。ホタテの種を積むトレーラーを通したい。また、ワカメの買い付け等で青森など北へ向かうことがあるが、三陸道において北へ向かうICがなく不便である。
  
土木課:
 取り付け道路については、昨年度もご意見をいただいた箇所であり、警察とも話し合いを行っている。
計画・調整課長:
 気仙沼市内のインター10か所中、フルインターは2か所。今後フルになるかは、国の事業であるが全線開通後の要望を伝えていきたい。 
唐桑 避難道を要望してつくってもらったが、その分草刈り面積が増えた。高齢化のため難しくなってきている。 土木課:
 草刈りのご協力について感謝申し上げる。できる範囲では引き続きお願いしたい。危険な場所やできない箇所については、産業・建設課に相談してほしい。
唐桑 地域交通について、具体的に説明をお願いしたい。

 
震災復興・企画部長:
 今年度、実証実験を本吉の山田地区で行っているが、地区ごとに課題も資源も違うので、個別に話し合いを持ちたい。唐桑まちづくり協議会の交通安全部会とも連携していきたい。
唐桑 石浜の砂子浜の灯台について、灯台に観光客や釣り人が登っているのを見た。関係機関に伝えてほしい。

産業部長:
 灯台は海上保安庁で管理している。内容を伝え、結果をお知らせしたい。
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気仙沼 コロナ禍における避難所開設について、台風時における市民会館では駐車場の空きが無かった。駐車場への配慮もお願いしたい。

 
危機管理課長:
 市民会館の駐車場は広くする予定。図書館などの付近施設駐車場も利用してほしい。
市長:
 市民会館駐車場については、仮設住宅に使用していたが、市民グラウンドとして復旧する。本来公園として復旧するが、駐車場にも利用できるように調整している。気仙沼中学校の校庭は最後の手段として考えている。 
気仙沼 避難所開設の際は、受付等は市職員が対応するのか。  危機管理課長:
 現在は市職員となっているが、地域の方々と協働できないか見直しをしている。
気仙沼 市民グラウンドへの道路が狭いところがある。
 
都市計画課長:
 気仙沼公園敷地(市民会館駐車場)の間口には鉄の柵があり、入り口が狭かった。現在、広くするように工事中。道路については市民グラウンドと気仙沼中学校との間の区間であり、アスファルトの敷き直しを行っている。
 市長:
 公園敷地のため面積を減らすことができないので了承していただきたい。
気仙沼 新中央公民館完成後、現在の中央公民館(旧河北ビル)2階を自治会で使わせてほしい。
 
教育部長:
 中央公民館移転と新庁舎移転後のことについては、検討していく。
市長:
 今後、人口減もあり、市の施設は増やさない予定である。
気仙沼 コロナ禍で自治会行事が取り組めない。生活環境整備補助金の取り扱いはどうなるのか。

 
地域づくり推進課長:
 生活環境整備補助金については、補助対象枠を広げ、来年につながるよう取り組んでいただき、返還が無いよう進めていきたいと考えている。
気仙沼 三八通りが車で通行しにくい。改善してほしい。県事業とも聞いているがどうなのか。  都市計画課長:
 道路の管理は県で、都市計画道路と位置づけられている。幅員20メートルにする計画であり、現在、化粧坂を令和4年度まで工事している。また、水道工事を行っており、一部で通行しにくくなっている。
市長:
 化粧坂はまずは幅員11メートルで工事を進め、引き続き、20メートルに広げる予定。
気仙沼 新庁舎完成は令和8年度ということだが、もう少し早くできないか。  市長:
 現在、基本計画を作っているところ。旧市立病院の解体設計を行う一方で、新庁舎の基本設計、詳細設計という流れになる。今の状況から言えば極端に早まることはない。行政のデジタル化等どのような庁舎がふさわしいかよく理解したうえで無駄のないものを作っていきたい。 
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本吉 津谷小学校の市道について、通学路であるが道幅が狭く、バスも停まれない。登校時、忙しい先生方が旗振りを行っているので、これを解消してほしい。 建設部長:
 津谷小学校前の市道整備については、今現在行っている市道整備計画策定に係る意見交換会の中で議論をしている。当該市道については、通学路であることから本吉地域からは整備優先順位が上位ということで上がってきている。
本吉 津谷小学校は古く、費用対効果を考えたら小泉小学校は新しいのでそちらに統合してはいかがか。 学校教育課:
 生徒の人数的なものや地理的な観点からすると、やはり津谷小学校に統合することがよいと考える。
本吉 学校統合準備が足りないと感じる。地域の人の意見を入れて再考してほしい。

 
学校教育課:
 意見をいただいてわかることもある。その都度検討していきたい。時期は令和4年度以降の早い段階と考えている。 
本吉 市道三島下通り線について、計画にある雨水排水の基準は何か。臨時駐車場の入り口となる予定の廃道の車止めを外せないか。
 
計画・調整課長:
 都市計画開発基準の5年確率を採用している。 車止めについては個別に検討していく。 
本吉 市道三島下通り線が周辺の道路より低い問題については、市から説明があってから振興会で検討してきた。国道と同じ高さで整備されることが大谷住民の願いだったが、セットバックすることで解決した。道路だけが工事対象となっているが、地区全体を見て考えてほしい。  市長:
 この計画自体は林野庁が始まり。国からの提案は地区から反発があり、国は県に頼み、結果、45号のかさ上げとなった。今できる国から最大の譲歩を引き出した。まずはこのまま進めたい。完成後にまた検討することもあり得る。
本吉 小泉地区の跡地利用について詳しく知りたい。

 
産業戦略課長:
 これまで企業誘致を行ってきた。今をもって公表させていただくが、クラフトビール会社が手を挙げている。
学校教育課長:
 旧小泉中学校の利活用については公募中。3社が現地視察を行った。応募が多数の場合、審査が行われることになるが、審査委員に地元住民の方も入っていただきたい。
本吉 消防団で活動していない人を解任する規定はあるのか。報酬や退職金が出ていると聞いた。  危機管理課長:
 解任には諸条件がある。事実を確認し団長と相談していく。 
本吉 大谷中と階上中の統合について、どのような状況であるか。  教育部長:
 これまで保護者と検討委員会に説明してきたが、ご理解いただくには至らず、現計画による統合は難しい状況。しかし生徒数は減少している。今後、計画・検討していく。
本吉 海の漂流ゴミについて、回収したがそのままになっている。大島でもそのままになっている。  産業部次長
 回収したものは、いったん浜に集めた後、回収している。予算の関係もあり、回収が遅くなる箇所もあるが必ず回収するのでご理解願いたい。
本吉 漂流ごみの回収について、ボランティアによる浜清掃で集めたごみの置く場所がないことから回収してほしい。

 
市長:
 現在計画している回収ボックスは、ボランティア回収分まで手が回っていない。各浜の回収ごみを置く場所は来年度以降前向きに検討したい。
本吉 ごみ集積所の建て替えに多額の費用が必要。振興会でリサイクル活動もしているが、交付金額が少なく、残りを住民負担では大変なので補助金をお願いしたい。 循環型社会推進課:
 リサイクル奨励金は、リサイクル活動に対して1キログラムにつき8円だが、使い道については、リサイクルに限るものではないので、奨励金の積立や利用者での建替費用の積立をお願いしたい。
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条南 三陸沿岸道路については、整備が順調であるが、一関市への道路整備(高速化)についても進めていただきたい。

 
計画・調整課長:
 284号については、一関市との物流において重要な位置を占めている。民間団体と一緒に取り組んでいきたい。
市長
 284号は3ケタの国道であり、両県(宮城県・岩手県)が関係する。これまで、行政と議会は期成同盟会を結成するなど連携を取っているが、今後は民間も一緒に活動していく予定である。岩手県では284号より343号が優先化されている状況であるが、引き続き要望をしていきたい。  
条南 コロナ禍における避難所の開設について、避難所が12か所から25か所に増えた。南郷から九条小までの広い範囲の1,200世帯2,700人が避難対象であるが、足りない。条南中学校と気仙沼高校を増やせないか。条南中学校は地域住民と訓練も行っている。 危機管理課長:
 条南中学校は津波浸水域内であるので、指定していない。津波避難ビルとしての位置づけである。今後さらに、地域のご意見を伺ってまいりたい。
条南 コロナ禍における避難所の開設について、九条小の収容人数が300人となっているが、根拠は何か。

危機管理課長:
 300人はコロナ対策前の人数。面積で算出している。コロナ禍では、パーテーションを設置するので96人になる。足りない分は気仙沼高校と協議していく。
市長:
 施設によって算出方法が違うが、実際の現場を精査していく。  
条南 避難所受付時、持病を持っている方への対応は。
危機管理課長:
 保健師と相談しながら、指定避難所へ避難していただくことになる。
市長:
 まずはお近くの避難所へ行っていただき、そこで判定して福祉避難所へ移動していただくことになる。
条南 気仙沼高校避難所は九条小と同時に開設してほしい。
危機管理課長:
 今後、開設に向け、気仙沼高校と協議していく。
 市長:
 津波、風水害では避難所運営は変わる。県とさらに精査して、お示ししていきたい。
条南 川沿いなので集中豪雨が心配。風水害対策も併せてお願いしたい。

計画・調整課長:
 川の浚渫について、県でも国に要望している。市としても、日ごろの点検等、対応していく。
条南 本郷古町線の工事が休工状態であるが、予定はどうなっているか。

建設部長:
 今年度内にすべての工事発注を行い、早急に開通するようにしたい。
市長:
 津波被災はなかったが、復興予算で対応する。完成は少しお待ちいただきたい。
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電話番号:0226-52-0693

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