各地区津波避難計画を作成しました
更新日:2022年10月25日
震災の教訓を活かした地区津波避難計画を作成
平成26年3月、国、県の指針などに、本市における津波避難の課題を踏まえ、"市域全体の津波避難のあり方を示す"気仙沼市津波避難計画「全市版」を策定しています。さらに、全市版の計画に基づき、各地区の特性に応じた津波避難計画を市内14地区で作成することとしております。この度、地区の住民や団体などの方々とワークショップを開催し、「地区津波避難計画」を作成しました。
地区津波避難計画では、防潮堤や避難道等のハード整備が完了するまでに時間がかかることから、東北地方太平洋沖地震津波(東日本大震災)を浸水範囲とし、防潮堤などの海岸保全施設等が整備途中の段階で、各地区の指定避難場所及び地域緊急避難場所を検討しました。
各地区の指定避難場所、地域緊急避難場所とその標高、避難経路、東日本大震災の避難の教訓と心得、津波の基礎知識などを掲載しました。
この計画は、家族はもちろん、自治会、学校、企業などの避難計画の検討に活用していただくとともに、市津波総合防災訓練においても、地域全体で共有できるよう啓発に努めます。
地区津波避難計画の概要
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発行部数14地区22,680部
14地区(気仙沼西、内湾、南気仙沼、鹿折、松岩、階上、大島、面瀬、中井、唐桑、小原木、小泉、津谷、大谷) -
今後の取り組み
地区津波避難計画については、現在、海岸保全施設の復旧や復興まちづくりが進められており、今後、整備状況の進捗を踏まえ、本計画を見直すことにしています。
注1:各地区の避難計画を御覧になる場合は、下記からダウンロードしてください。
注2:避難所、緊急避難場所等の標高については、災害復興計画基図(国土地理院震災直後(H23.5から9月まで)作成)を基としたおおよその数値で、復興事業や地盤の隆起等により変化している場合がありますので、留意してください。
関連ファイル
このページに関する問い合わせ先
総務部 危機管理課 防災安全係
電話番号:0226-22-3402