地区津波避難計画(地区津波避難マップ)について
更新日:2024年9月3日
震災の教訓を活かした地区津波避難計画を作成
平成26年3月、国、県の指針などに、本市における津波避難の課題を踏まえ、"市域全体の津波避難のあり方を示す"気仙沼市津波避難計画「全市版」を策定しています。さらに、全市版の計画に基づき、各地区の特性に応じた津波避難計画を市内14地区で作成することとしております。この度、地区の住民や団体などの方々とワークショップを開催し、「地区津波避難計画」を作成しました。
地区津波避難計画では、防潮堤や避難道等のハード整備が完了するまでに時間がかかることから、東北地方太平洋沖地震津波(東日本大震災)を浸水範囲とし、防潮堤などの海岸保全施設等が整備途中の段階で、各地区の指定避難場所及び地域緊急避難場所を検討しました。
各地区の指定避難場所、地域緊急避難場所とその標高、避難経路、東日本大震災の避難の教訓と心得、津波の基礎知識などを掲載しました。
この計画は、家族はもちろん、自治会、学校、企業などの避難計画の検討に活用していただくとともに、市津波総合防災訓練においても、地域全体で共有できるよう啓発に努めます。
地区津波避難計画の概要
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発行部数14地区22,680部
14地区(気仙沼西、内湾、南気仙沼、鹿折、松岩、階上、大島、面瀬、中井、唐桑、小原木、小泉、津谷、大谷) -
今後の取り組み
地区津波避難計画については、現在、海岸保全施設の復旧や復興まちづくりが進められており、今後、整備状況の進捗を踏まえ、本計画を見直すことにしています。
注2:避難所、緊急避難場所等の標高については、災害復興計画基図(国土地理院震災直後(H23.5から9月まで)作成)を基としたおおよその数値で、復興事業や地盤の隆起等により変化している場合がありますので、留意してください。
(注)令和4年5月に宮城県から最大クラスの津波浸水想定が公表されたことに伴い、現在、地区津波避難計画の更新作業を行っています。新しい津波避難ガイドライン及び地区津波ハザードマップは、令和6年中に気仙沼市内全世帯に配付するとともに、本サイトで公開予定です。
なお、最大クラスの津波による浸水想定区域は、宮城県が公開している宮城県津波浸水想定図又は気仙沼市防災ポータルサイトのマップ印刷から確認できますので、関連リンクからご覧ください。
関連ファイル
関連リンク
- 宮城県津波浸水区域図(宮城県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 気仙沼市防災ポータルサイト(マップ印刷)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
総務部 危機管理課 防災安全係
電話番号:0226-22-3402