友好都市 中華人民共和国浙江省舟山市
更新日:2019年8月22日
友好都市協定の締結
江戸時代に気仙沼の廻船・春日丸が遭難し、舟山群島の桃花島に漂着し、舟山の人々から手厚い保護を受け、無事に気仙沼に帰ってきたという史実をもとに、昭和61年3月、気仙沼漁協の視察団が漁場開発などを目的として舟山市を訪問し、市民同士での交流が進められてきました。
平成4年には、舟山市長が来市し、交流の促進について協議がなされ、平成5年11月、舟山市から友好交流を求める書簡が届きました。
平成7年には、両市長の相互訪問が実現し、平成9年10月8日、友好都市協定を締結しました。
交流の経過
舟山市との交流は、友好都市協定書に基づき、本市から平成11・13・19年に公式訪問団を派遣、舟山市からは平成10・12・16・20年に公式訪問団を受け入れています。
また、産業面では、平成10年4月から平成16年8月までの7期にわたり、水産加工技術研修生の受け入れを行っています。
教育分野においては、市内の小中学校が、書や絵画の作品交流を行っているほか、平成22年には、市内中学校2年生20名を派遣し、舟山市内の一般家庭でホームステイをするなど交流を深めています。
舟山市について
舟山市は、浙江省の東北に位置する地級市で、東シナ海に浮かぶ全1,392の大小様々な島からなる舟山群島で構成されています。
人口は、約100万人、面積は1,440平方キロメートル。
主な産業は水産と観光で、漁業や水産加工業、造船業が盛んです。
観光地としても、桃花島や中国4大仏教名山の普陀山があり、中国全土から多くの参拝者や観光客が訪れています。
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