気仙沼市の花・鳥・木・魚
更新日:2019年3月20日
市の花「ヤマツツジ」(平成19年3月7日指定)
全国各地に分布し、山地や丘陵に生育するほか、庭木や盆栽など市街地でも見られ、広く親しまれている。春から初夏にかけて、燃えるような朱赤色の花を咲かせる。
市西部の徳仙丈や市民の森などには多くのヤマツツジの群落が見られ、花の色鮮やかさを楽しむため、毎年多くの市民や観光客が訪れる。
緑の山野を彩るヤマツツジの朱赤の色は、個性を活かしながら輝かしい活躍をする市民の姿を象徴しており、また、太陽に向かって力強く伸びゆく姿は、市民のまちづくりへの情熱や活力と発展しつづける気仙沼市を見いだす。
市の鳥「ウミネコ」(平成19年3月7日指定)
港湾や岬に多い身近な海鳥として、気仙沼湾にも多く生息する。古来より天然の良港を有した気仙沼港において、その白い姿で出船を励まし入船を祝う役目とし て、市民や観光客にも広く親しまれてきた。留鳥であることは、郷土への愛着を示しているとともに、海とともに暮らしてきた気仙沼市の姿を象徴している。
青い空と海を飛び交う白い姿に力強い躍動する将来像を見るとともに、人々に親しみ愛されている姿に協調性と港町ならではの温かみを感じさせる。
市の木「クロマツ」(平成19年3月7日指定)
海岸沿いなど市内随所に見られ、広く市民に親しまれており、大地にしっかりと根をおろす姿は逞しく力強く、海に生きる人々の姿を象徴している。また、黒い樹肌と堂々とした風格で、群青の海に向かい風波に耐える姿は、忍耐強さと剛毅さを兼ね備えている。
松は古くから吉祥の木とされ、松の緑は人の心にやすらぎと親しみを与えてきた。
色を変えない松の緑に気仙沼市の永遠の繁栄を祈念するとともに、風波に耐え伸びゆく姿に市の力強い発展を見いだす。
市の魚「カツオ」(平成19年3月7日指定)
気仙沼港は、生鮮カツオにおいて数量・金額ともに日本一の水揚げを誇っており(平成9年から18年まで10年連続日本一)、本市水産業の中核を担ってきた。特に、戻り鰹はフカヒレとともに気仙沼の顔として全国に知られている。
広い海洋を回遊し、気仙沼港に水揚げされるカツオは、世界の海に乗り出し発展してきた水産業の象徴であるとともに、気仙沼市の広い国際性を表している。
黒潮に乗って力強く泳ぐ姿に、先人のたゆまぬ努力と、市民のまちづくりへの情熱を見いだす。
注:市の花・鳥・木・魚の指定までの経緯については、下記をご覧ください。
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