生物多様性
更新日:2024年12月27日
生物多様性とは
生物多様性とは、地球上における生物の多種多様な生態系のことで、生物多様性条約では生態系・種・遺伝子の3つのレベルで分類されています。地球上のすべての生物は、直接的・間接的に支えあって生きており、私たちの生活も食料や医薬品、自然の自浄作用、レクリエーションなどさまざまな恩恵を受けています。生物多様性は人間社会の持続可能な発展に欠かせないものであり、生物多様性を保全するように行動しなければなりません。
昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMBGF)
生物多様性条約第15回締約国会議(CBDCOP15)で採択された生物多様性に関する新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMBGF)」が掲げられました。これには、2030年までに世界の陸と海の30%を保全する「30by30」目標など、生態系保全と資源の持続可能な利用に関する具体的な目標が含まれています。「自然と共生する世界」というビジョンを愛知目標から引き継ぎつつ、2030年までの緊急の行動のための世界短期目標として、23のグローバルターゲットが盛り込まれました。
SDGsの14(海の豊かさを守ろう)と15(陸の豊かさを守ろう)の2つをより深めたものと考えています。
30by30目標
2022年12月に生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」における、2030年グローバルターゲットの1つで、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全するというものです。日本では、この新枠組を踏まえ、2030年3月に新たな生物多様性国家戦略「生物多様性国家戦略2023-2030」を閣議決定し、2030年までのネイチャーポジティブ(自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること)実現に向けた目標の一つとして30by30目標を位置付けています。
生物多様性国家戦略2023-2030
生物多様性国家戦略は、生物多様性条約第6条及び生物多様性基本法第11条の規定に基づく、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する政府の基本的な計画です。生物多様性国家戦略2023-2030では、「2050年までに自然と共生する社会」を目指すとともに、2030年に向けた目標としてネイチャーポジティブの実現を掲げています。
【ポイント】
- 生物多様性の損失と気候危機の2つの危機への統合的対応
- ネイチャーポジティブ実現に向けた社会の根本的変革を強調
- 30by30目標の達成等の取組により健全な生態系を確保し、自然の恵みを維持回復
- 自然資本を守り活かす社会経済活動(自然や生態系への配慮や評価が組み込まれ、ネイチャーポジティブの駆動力となる取組)の推進
関連リンク
- 昆明・モントリオール生物多様性枠組(環境省)(外部サイトにリンクします)
- 30by30目標(環境省)(外部サイトにリンクします)
- 生物多様性国家戦略2023-2030(環境省)(外部サイトにリンクします)
- 自然共生サイト(環境省)
このページに関する問い合わせ先
市民生活部 生活環境課 環境政策係
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