気仙沼市の食育の推進
更新日:2023年8月22日
食育とは
食育とは,「生きる上での基本であって,知育,徳育及び体育の基本となるべきもの。様々な経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力を習得し,健全な食生活を実践することができる人間を育てる」こととされています。(食育基本法前文より)
第4次気仙沼市食育推進計画
私たちの暮らしの中に“あたりまえ”にある海,山,川の豊かな自然環境を見つめ直し,そこからはぐくまれてきた食文化とともに生きてきたことを再認識し,次世代に継承していくための指針として,国・県の食育に係る計画の内容を踏まえつつ,策定しました。
第4次気仙沼市食育推進計画の4つの視点
視点1 食を通した健康づくりの推進
市民一人ひとりが,自分自身や家族の生活習慣病や歯科疾患などを予防し,心身の健康づくりを推進します。
視点2 気仙沼市の風土にはぐぐまれた食材・食文化の理解と継承
地域に根差した食文化や郷土料理を再認識し,家族等と食卓を囲む「共食」を通して次世代へ伝えるとともに,食と環境との調和に関心を高める取組を推進します。
また,作物を作るなどの体験を通して食べる楽しさを実感する食育を推進します。
視点3 食の安全・安心の推進と非常時への備え
生産者と消費者の信頼関係を構築し,市民が自ら安全・安心な食品を適切に選択できるよう,情報提供に努めます。
併せて,自然災害や感染症の大流行などの災害時への備えに向けた普及啓発を行います。
視点4 市民運動による食育の推進
市民一人ひとりが主体となり,家庭や地域,保育所,学校等での取組や,連携がとれるよう,市民運動として食育を展開します。
毎年6月は「食育月間」,毎月19日は「食育の日」
国の第4次食育推進基本計画では,毎年6月は「食育月間」,毎月19日は「食育の日」と定めています。
ご自身や家族の「食」を見直す機会とし,できることから取り組んでみましょう。
食育ピクトグラム
農林水産省が食育の取り組みを子どもから大人まで誰にでもわかりやすく発信するため,表現を単純化した絵文字であるピクトグラムを作成し,多くの人に使用していただくことを目的として制作したものです。
食育ピクトグラム及び食育マークのご案内(農林水産省ホームページ)(外部サイトにリンクします)
1 みんなで楽しく食べよう
家族や仲間と,会話を楽しみながら食べる食事で,心も体も元気にしましょう。
2 朝ご飯を食べよう
朝食を食べて生活リズムを整え,健康的な生活習慣につなげましょう。
3 バランスよく食べよう
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で,バランスの良い食生活につなげましょう。また,減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。
4 太りすぎない やせすぎない
適正体重の維持や減塩に努めて,生活習慣病を予防しましょう。
5 よくかんで食べよう
口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので,よくかんでおいしく安全に食べましょう。
6 手を洗おう
食品の安全性等についての基礎的な知識をもち,自ら判断し,行動する力を養いましょう。
7 災害にそなえよう
いつ起こるかも知れない災害を意識し,非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。
8 食べ残しをなくそう
SDGs(注)の目標である持続可能な社会を達成するため,環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり,食品ロスの削減を進めたりしましょう。
(注)SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における持続可能な開発目標
9 産地を応援しよう
地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで,食を支える農林水産業や地域経済の活性化,環境負荷の低減につなげましょう。
10 食・農の体験をしよう
農林漁業を体験して,食や農林水産業への理解を深めましょう。
11 和食文化を伝えよう
地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして,次の世代への継承を図りましょう。
12 食育を推進しよう
生涯にわたって心も身体も健康で,質の高い生活を送るために「食」について考え,食育の取組を推進しましょう。
関連リンク
- 食育の推進(農林水産省ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 食育基本法・食育推進基本計画等(農林水産省ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- みやぎの食育~次世代へ伝えつなげる食育の推進~(宮城県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 第4期宮城県食育推進プラン(宮城県ホームページ)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
保健福祉部 健康増進課 健康増進係
電話番号:0226-21-1212