地方卸売市場 気仙沼市魚市場
更新日:2023年9月13日
気仙沼市魚市場
気仙沼市魚市場は、気仙沼市が開設し、気仙沼漁業協同組合が卸売業務を行っています。
特定第三種漁港の気仙沼漁港に位置する気仙沼市魚市場には、遠洋・沖合漁業による漁船が日本中から数多く入港するほか、沿岸漁業などにより、さまざまな魚種の水揚げが行われています。
気仙沼市魚市場に水揚げされた新鮮な水産物は、全国各地に向けて供給されるほか、地元でも販売されています。
また、地元の水産加工業の原料にも多く利用されており、前浜ものを利用した水産加工業は、地域経済の中核を形成しています。
気仙沼市魚市場における漁業種類別の水揚金額を見ると、かつお一本釣、まぐろ延縄(はえなわ)、大目流網、巻き網、さんま棒受網の水揚げの割合が大きく、また、魚種別の水揚金額では、かつお、まぐろ類、かじき類、さんま、さめ類が多く水揚げされています。
気仙沼市魚市場の概要
- 名称 地方卸売市場気仙沼市魚市場
- 所在地 宮城県気仙沼市魚市場前8番25号
- 開設者 気仙沼市
- 卸売業者 気仙沼漁業協同組合
- 延床面積 23,500.71平方メートル
- 陸揚岸壁 956.36メートル
- 水深 マイナス6メートル
気仙沼市魚市場の歴史
- 昭和10年4月:気仙沼魚市場開設
開設者:気仙沼町、卸売業者:産業組合気仙沼水産倉庫 - 昭和25年10月:気仙沼水産倉庫解散、魚市場業務を気仙沼漁業協同組合に移管
- 昭和31年3月:魚市場移転開設(現南側施設):幅27.5メートル、延長320メートル
- 昭和31年4月:国鉄臨港線開通(南気仙沼駅から気仙沼港駅)
- 昭和42年6月:魚市場を南側に100メートル増設(現南側施設)
- 昭和44年3月:気仙沼港が「特定第三種漁港」に指定される。
- 昭和44年3月:魚市場3階を増改築して船員センター建設
- 昭和47年3月:仮上屋80メートルを既設魚市場の隣接地に建設
- 昭和49年3月:魚市場前面に水揚桟橋13メートル、上屋6.5メートルを拡幅
- 昭和50年8月:魚市場廃水処理施設を魚市場敷地内に建設
- 昭和50年12月:年間水揚額が200億円を突破
- 昭和54年11月:国鉄臨港線廃止
- 昭和56年12月:年間水揚額が369億円となる(最高額)
- 昭和63年9月:魚市場南側に岸壁を200メートル延長
- 平成6年3月:魚市場南側岸壁に魚市場排水処理施設を新設
- 平成7年3月:魚市場増設(現北側施設):延長320メートル
- 平成19年5月:魚市場南側施設上屋124メートル(A棟)改築
- 平成21年3月:魚市場南側施設上屋99メートル (B棟)改築
- 平成23年3月:東日本大震災により魚市場被災、北側施設と南側施設(A・B棟)の荷捌き天井付近まで津波が達し、建物2階が浸水、南側施設C棟の土地洗掘、D棟及び仮上屋は倒壊・流出
- 平成23年6月:存置施設の災害復旧工事実施、同月23日魚市場再開宣言
- 平成24年5月:北側施設荷捌き床の嵩上げ工事実施
- 平成25年7月:存置施設の災害復旧工事実施、本工事により全復旧工事完了
関連ファイル
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このページに関する問い合わせ先
産業部 水産課 魚市場係
電話番号:0226-22-7119