気仙沼の郷土料理
更新日:2021年7月31日
あざら
よく漬け込んだ白菜とメヌケ(赤魚等)、酒かすを煮込んだ気仙沼を代表する郷土料理です。白菜漬けが酸っぱくなる3月から5月が旬となり、その独特の味わいは、一度食べると病みつきになると言われています。
もうかのほし
ネズミザメ(モウカザメ)の心臓を刺身で食べる当地方独自の料理。鉄分が豊富で生臭さは全くありません。酢味噌で食べるのが一般的で、サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではの味です。
どんこ汁
当地方の冬の味覚で、汁物の代表格とされるどんこ汁。
ドンコ(エゾイソアイナメ)のえらを除き、頭ごと内臓を取らずにぶつ切りにし、大根、人参、ごぼうなどを入れ、味噌で味付けします。
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マンボウの刺身・こわだ
白身で淡白な味わいのマンボウの刺身は、酢味噌で食べます。また、シコシコとした歯ざわりの「こわだ」はマンボウの腸のことで、湯がいて食べます。三陸の夏場の珍味として親しまれています。
サンマの刺身・ぬた・すり身汁
「ぬた」とは、魚肉に酢味噌を和えた食べものをいいますが気仙沼では新鮮な生のサンマをたたきにし、酢味噌ではなく味噌で和えます。また、サンマの身をすり、適当な大きさに丸めてつまみ取り、汁に入れたものをすり身汁といい、気仙沼では家庭料理としてよく食べられています。
カツオのあら汁
「あら」とは魚の骨のこと。生鮮カツオ水揚げ日本一の気仙沼では、カツオを三枚におろす際にでる「あら」を味噌汁の中に入れて食べます。魚をあますことなく食べる当地域の食文化の代表格が「あら汁」です。
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ホヤの酢の物
三陸の磯の恵みとして、夏のウニ、冬のアワビと並び本地域を代表する「ホヤ」は別名「海のパイナップル」と呼ばれ、独特の甘味が特徴です。ワカメやキュウリと一緒に酢の物にして食べるのが一般的です。
メカブのとろろ
ワカメの芽の部分である「メカブ」はミネラル豊富な健康食品としても人気があります。メカブを千切りやみじん切りにして湯がき、みりんや醤油で味付けした「とろろ」は、冬の食卓の風物詩となっています。
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