「気仙沼市水道水安全計画」について
更新日:2023年7月3日
より安全な水道水を
山に降った雨は、一度地中にしみ込み、その後地表に湧き出て水源となります。水源の水は集まって川になります。浄水場では、川の水を取水口から取り込み、きれいにして配水池に蓄えます。配水池の水は、水道管を通って皆さんのお宅の蛇口に届けられます。
地表に湧き出たばかりの水は非常にきれいな状態ですが、川となって流れる途中には、水を汚す様々な原因が存在します。また、浄水場では機械の異常などが起こる可能性があり、水道管では管の老朽化により赤水が発生するなど、各段階で様々な危害が考えられます。
気仙沼市水道事業では、これらの危害を取り除き、いつでも安全で良質な水をお届けするため「気仙沼市水道水安全計画」を策定しています。

経緯・経過
「水安全計画(Water Safety Plan)」は、平成16年のWHO飲料水水質ガイドライン第3版において、飲料水供給の安全性を常に保障するための最も効率的な方法として提案されたものです。
平成20年には厚生労働省により「水安全計画策定ガイドライン」が示され、水道事業体に対し水安全計画の策定を推奨しています。
気仙沼市では、「気仙沼市水道事業ビジョン(平成27年3月)」の中で水安全計画を策定する方針を決定し、平成29年度までに市内の各浄水場について水安全計画を策定しました。
「気仙沼市水道水安全計画」とは
気仙沼市の水道において、水源から蛇口に至る全ての段階で想定される危害の分析と管理を行うことにより、安全な水道水の供給システムを構築することを目的としています。計画書は、次のような項目で構成されています。
危害分析
水源から蛇口までの全ての段階における危害を抽出し、それらの全てを発生頻度と被害影響度により評価します。
管理措置の設定
危害の発生を防止するため、あるいはそのリスクレベルを軽減するための対策を設定します。また、危害発生時の対応方法も設定します。
計画の運用
定期的な検証・見直しにより内容の充実を図ります。
水安全計画の効果
- 水源から蛇口までの全ての危害を想定して必要な対応をとることにより、リスクが軽減され、安全性が向上します。
- 危害に対する管理方法や優先度が定まっているため、維持管理の効率化が図られます。
- システム概要や監視方法等が文書化され、運転管理マニュアル等の整理も進むため、技術の継承につながります。
このページに関する問い合わせ先
ガス上下水道部 浄水課 水質検査係
電話番号:0226-23-6664