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ILCに関するよくある質問

更新日:2018年11月6日

Q1:ILC建設による気仙沼市への影響は?

A1:東北が国際研究拠点となり、将来を担う人材が育成されること、最先端技術や研究成果から派生する新たな産業の創出、各国の研究者とその家族のための居住区設立による地域活性化等、様々な波及効果が期待されます。 

Q2:ILCによって物理の研究は進むかもしれないけど、その他の分野には活かせないの?

A2:ILCの加速器技術は、がん治療における重粒子線装置等への応用が可能であり、また、生体反応やタンパク質構造の解明にも役立つため、新薬開発に期待がかかります。

その他、ILCの実験データ解析・処理に必要なスーパーコンピュータ技術は、医療・製品開発分野におけるシュミレーション機能向上に貢献することができます。

さらに、ILCにおける技術は、新素材開発、環境エネルギー、半導体、精密加工技術、センサー技術等、幅広い分野でのイノベーション(技術革新)を生み出すことが期待できます。

Q3:ILC国内候補地は北上山地(北上高地)に決定したけど、今後はどうなるの?

A3:国内候補地が発表されたものの、日本への誘致そのものは決定していません。本市では、東北ILC推進協議会、宮城・岩手両県、一関市、奥州市をはじめとする関係団体と一体となって、日本誘致に係る要望活動等を積極的に展開していきます。

Q4:ILCでは放射線が発生するの?危険はないの?

A4:電子と陽電子を光速に近い状態にする加速器の運転中は、医療用X線撮影装置やがん治療装置と同様にX線等の放射線が放出されますが、運転停止とともに放射線の発生もなくなります。

また、ILC加速器トンネルは、放射線物質が含まれる可能性のある施設内の空気や水が、管理区域外に放出されないよう設計されます。排気ファン等には、放射線物質を含む塵を捉えるフィルターを備えて漏えいが起きないようにするとともに、万一の漏えい事故には即座に対応できるよう、放射線モニターで周辺の放射線量や放射性物質濃度を常に監視します。このようにILCには万全の対策が施されます。

Q5:ILCの運用が終了したら地下トンネルはどうなるの?

A5:他の加速器研究施設の例を見ると、所期の研究目的が達成された後も、新たな研究目的のために施設は継続して利用されています。ヨーロッパの欧州原子核研究機構(CERN)では、建設から60年を経過した現在でも研究は続いています。

なお、一部の方からは「将来、放射性廃棄物の最終処分場にされるのでは?」とのご意見もいただきますが、法律上、高レベル放射性廃棄物の最終処分は地下300メートルよりも深い地層に埋設処分することになっており、地下約100メートルの深さに建設されるILCのトンネルが転用されることはありえません。また、現在進められているILC計画にそのような考え方は全くありません。さらに、ILCは国際プロジェクトですから、建設地となるホスト国の判断で目的外に使用することは許されません。

Q6:ILCはたくさんの電力を使うみたいだけど、電力不足にはならないの?

A6:ILCの最大使用電力は23万キロワットで、東北電力管内の最大需要規模の約1,500万キロワットに対して約1.5%に過ぎず、十分な余裕があります。なお、ILCは電力供給が可能な範囲でのみ稼働し、夏場及び冬場等のピーク時には運転を休止して施設の維持管理や高度化を行います。この運転方式は欧州原子核研究機構(CERN)をはじめ、他の大型加速器研究施設で共通のものです。

Q7:ILCで「ビッグバン」を再現して危険はないの?

A7:ILCでの実験の例えとしてよく使われている「ビッグバンの再現」という言葉は「ビッグバンの直後に起こっていた素粒子同士の衝突を、極めて小さな範囲で再現する」という意味です。衝突は、結果を観測する測定器内でのみ起こるものであり、施設外への影響は全くありません。

Q8:実験でブラックホールができることはあるの?

A8:現在提案されているいくつかの理論によれば、加速器実験によって「ブラックホール」と同様の現象を観測できる可能性はあります。しかし、その「ブラックホール」とは宇宙の大きなブラックホールと異なり、ヒッグス粒子を新たに発見した時の現象と同じように小さく、瞬時に消えてなくなるものです。

このページに関する問い合わせ先

産業部 ILC推進室
電話番号:0226-22-6600
内線番号:317

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