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Q10.不登校時の勉強の遅れについて

更新日:2022年1月17日

相談内容

わが子が学校に行けない状態になり2か月めを迎えます。勉強の遅れが気になりますが,以前「不登校の間は勉強や学校のことは一切言わないほうがよい」と聞いたこともあり迷っています。今後の学校生活に影響はないのでしょうか?

アドバイス

お子さんにとって,とても大切で現実的なお問い合わせだと思っております。実は学校に行くことができない子どもたちが再び学校に行くことを考え始めた時に,勉強の遅れは登校をためらわさせる大きな因子となっております。昔の不登校対応では登校催促を控える傾向があったので,勉強や学校の話題は家庭でも控え,ゆっくりと過ごさせることが主流でした。しかし,現在は再登校の時期が来た時に困らないように,本人との話合いの上で工夫しながら勉強させることが一般化しております。気仙沼地区においても,心理的にはすでに登校できるまでに回復したにもかかわらず,勉強の遅れが登校の障害になっている場合が多く,不登校の状態が長く続いている子どもの中には,鉛筆を持てなくなっている事例さえ見られました。また,勉強の遅れについては,子どもが再登校できるようになった後も気を付けなければならない思わぬ落とし穴です。お子さんが何となく登校できるようになったと思って安心することなく,学校の先生方との連絡を続けてカバーしてくださることを期待します。
サポートセンター来所者支援室(けやき教室)では,学校に行けなくなっているお子さんの学習支援や心のサポートを行っております。

このページに関する問い合わせ先

気仙沼市教育サポートセンター
電話番号:0226-24-0766

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