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「起立性調節障害」でお困りの保護者の皆様へ

更新日:2022年3月3日

起立性調節障害とは

起立性調節障害は小児科外来に多い病態です。元々は,思春期前後の子どもが朝に起き上がったり立ち上がったりした時に,血圧を維持する機能がうまく働かず,立ちくらみや脳貧血を起こす状態を起立性調節障害と指していました。その後,わが国では立ちくらみや脳貧血に加えて,朝起きの悪さや頭痛,腹痛,倦怠感,動悸,息切れ,乗り物酔いなども起立性調節障害の一部とするようになり,いわゆるストレスからくる自律神経系の機能低下とする考えが主流になりました。したがって,「頭が重い」「イライラする」「体がだるい」「なんだか体調が悪い」などで小児科外来を受診した場合,起立性調節障害と診断されることが多くなっています。

対応方法

起立性調節障害のために登校できない子どもが増えてきています。お子さんが体調の不良を訴えた場合は,まず,医療機関で診てもらうことをお勧めします。起立性調節障害の治療薬は数日以内に効果が発現します。
もし,2週間以内に効果がなく,学校に行けない日が続くような場合は,身体面のみならず心の問題(心身医学的)の見地からお子さんを理解していくことが求められます。
また,医療機関においても,指導の基本は適度な運動と水分補給,生活リズムの改善になります。保護者の皆様には,お子さんの自主性だけに任せず,服薬のほかに積極的にお子さんの生活リズムの改善に取り組んでいただきたいと思います。
起立性調節障害は「少しの我慢で成長と共に改善する」可能性が高いことをご理解いただき,起床時間を主軸として具体的な生活習慣の確立を図り,学校の先生やスクールソーシャルワーカー等と一緒になって生活指導を怠らないようにすることが大切です。(斉藤万比古2007参考)

 

このページに関する問い合わせ先

気仙沼市教育サポートセンター
電話番号:0226-24-0766

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