特産品の紹介
更新日:2020年04月01日
サメ・フカヒレ
気仙沼はヨシキリザメやネズミザメ(モウカザメ)を中心としたサメの水揚げが日本一、中華料理の高級食材として珍重されるフカヒレの生産量も日本屈指を誇ります。サメは利用価値が非常に高く、ふわふわとした食感のあるサメ肉は主に練り製品に、ヒレは気仙沼を代表する全国ブランド「フカヒレ」に、肉から剥いだ革はサメ革製品に、余すところなく利用されます。
右図:フカヒレの天日干し
カツオ
気仙沼は生鮮カツオの水揚げ連続日本一を誇り、カツオは市の魚として市民に愛されています。春に北上した群れが秋に南下し、脂がのったカツオは「戻りカツオ」と呼ばれ、マグロに優るとも劣らない美味しさと評判です。
右図:カツオの水揚げ風景
サンマ
秋の味覚を象徴する「サンマ」は、カツオと並び気仙沼を代表する魚となっています。サンマといえば塩焼きのイメージが強いですが、気仙沼港に水揚げされるサンマは鮮度が良く、地元では刺身やたたきにして食べられています。その他にも、すり身や開き、煮付けなど、様々な料理方法があります。
右図:サンマの水揚げ風景
メカジキ
長く突き出した吻(ふん)が印象的なメカジキは、気仙沼が水揚げ量日本一を誇り、古くから地元に愛される気仙沼の味覚です。冬に旬を迎え、上品な脂を含んだ肉質を特徴とするほか、身・ハーモニカ・カマなど部位ごとに違ったおいしさがあります。刺身のほか、ステーキ、香草焼き、煮つけ、しゃぶしゃぶ、カレー、揚げ物などレシピも豊富にあります。
右図:メカジキの水揚げ風景
マグロ
マグロは世界の温・熱帯の海域に分布し、その種類も多く、気仙沼港にはクロマグロ、メバチ、ビンナガ、キハダ等が水揚げされています。鮮度が命の生マグロの刺身は赤身、中トロ、大トロと違った味わいが堪能できます。
右図:マグロの入札前風景
ホヤ
ホヤはごつごつとした凸凹のある形状から「海のパイナップル」と呼ばれています。柔らかい食感と独特の風味が特徴で、栄養豊富な珍味です。地元にとってなじみ深い海産物であり、市公式観光キャラクター「ホヤぼーや」としても愛されています。
右図:ホヤ
カキ(牡蠣)
「森は海の恋人」で有名な気仙沼産のカキは、緑豊かな森の養分が川からリアス海岸に注ぎ込み、新鮮でミネラルが豊富です。10月から5月にかけて収穫されるカキは、味が濃厚で生はもちろん、鍋にして良し、フライにして良しと様々な食べ方があります。
右図:殻付きカキ
マンボウ
気仙沼の近海で突きん棒や定置網で春から夏にかけて漁獲されるマンボウ。肉は白くて柔らかく、シャキシャキとした食感が楽しめます。酢味噌で食べるのが気仙沼流です。
右図:マンボウの刺身
ワカメ
気仙沼湾の浅海で養殖されているワカメは、味・色とも良く、近年、ミネラルが豊富な健康食として人気があります。ワカメには、いったん煮あげたものに塩を加えた「塩蔵ワカメ」と、天日乾しにした「乾燥ワカメ」の2種類があります。
右図:ワカメの作業風景
アワビ・ウニ
三陸の磯の恵みを代表する食材として「アワビ」と「ウニ」があります。「開口」と呼ばれる特定日に朝早くから漁師さん達が小船で漁を行います。鮮度と風味が良く、生で食べるのが一般的ですが、当地域ではアワビ御飯、ウニ御飯として食べられることもあります。
右図:アワビ漁の風景
気仙沼ホルモン(豚肉)
気仙沼ホルモンは部位ごとに焼くのではなく、白モツや赤モツを混ぜ合わせ、味噌ニンニクで味付けしたものを七輪で焼き上げます。焼いたホルモンと、ウスターソースをかけた千切りキャベツを一緒に食べるのが気仙沼スタイルです。
右図:気仙沼ホルモン
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